祝初出店
全国の椎名ファンの皆さん、お待たせしました。椎名です。
僕はただ今、全国高校選抜に記念すべき初出店をもくろみBOSSと一緒に浜松にいます。
用意した物は会場で販売する為のパーツとTシャツ、領収書、広告用パンフレット、着替え爪切り歯磨きセット歯間フロスひげ剃りコンタクト、パソコン、写真垂れ流し用小型画面、他色々。
初回にしては完璧すぎるかもしれない。
準備万端である。
艇の修理事例もプリントアウトして会場で見せびらかそうかと思ったのですが、印刷が間に合わなかったので、宿でやろうとモバイルプリンタまで持ち込みました。
何だかんだ思いつく物はバッチリ準備出来たはずです。
BOSSもきっとご満足遊ばされること請け合い。
というわけで本日夕刻に浜松イン。
時刻は午後5時。
しかしここで僕は大変な事に気がついてしまいました。
売店のお釣りで使う大量の小銭は全く用意して御座いません。
チビるかと思う刹那、括約筋を一締めしてなんとかこらえましたが、それで小銭が発生するはずは無いので状況は変わらず。
こんな時間では銀行はオールクローズド間違いなし。
そしてさらにマズいことに午後6時半からは関係者と食事の約束が…
とりあえずBOSSに気がつかれると大変にマズいことになり抹殺されかねないので、予定のある6時半、最悪は翌朝までに何とかしないといけないというミッションが発生してしまいました。ヤバいです。BOSSには言えません。
手に汗握りながら額に脂汗かきながら、少ない選択肢の中からまず宿のフロントで無茶な両替をお願いしてみました。
大量の1円玉、5円玉、10円玉、50円玉、100円玉が欲しい。無い場合は明日、僕の命はなくなりかねない、と受付のお姉様に伝えませんでしたが希望の両替を恐る恐る申し出てみました。
すると
なんと即答OK。
キョドりながらしどろもどろ大量の小銭の両替を求めてくる30代男性に話しかけられたらきっと僕なら冷たい対応をしてしまうかもしれない非常に意味不明なシチュエーションにも関わらず、である。
しかも嫌な顔一つせず。
なんてありがたいんだ。はまきたプラザホテル神対応最高。
とてもすんなりミッションコンプリート出来て、BOSSに命を奪われることは無くなりそうです。安心して眠れます有難うございます。
ホテルにとっても迷惑かけてしまいた。
大阪遠征
椎名です。こんにちは。
先週は大阪のお客さんからお仕事を頂いたので遠征してました。
内容はトップの折れてしまった艇の修理。
キャンバスもグシャっててなかなか大変でした。
仕上がりはこんな感じ
追加でキャンバスの割れ、陥没修理も行ったのですが、写真取り忘れました…
トップは衝突事故、キャンバスは艇運搬の時に変なところに力が加わる縛り方をしてしまって割れたようです。
輸送中に艇が飛んでいかないようにしっかりと縛る必要があるのですが、その時にはボートを受ける場所に注意しなくてはいけません。
キャンバスは大きな力が加わっても大丈夫な作りではありません。
受ける場所は縁が当たるようにして下さい。
雑な図ですが、1と3は最悪です。飛ばないようキツくくくった瞬間にキャンバスが破壊されると思って下さい。
2の様にハルのアーチ構造を生かしてくくるようにすると大変強いです。
ビニールキャンバスのボートを扱うように扱って貰えれば大丈夫かと思います。
大切なボートがつまらないことで壊れてしまうのは大変辛いので覚えておいて欲しいです。
久ぶり投稿
ここんとこご無沙汰椎名です。
久々の投稿になってしまいました。
長期最近出張が多くてなかなか更新できずにいましたという言い訳。
ちなみに今も出張してます。
出張はワクワクします。
お仕事なのに旅行気分。
運転中はコーヒー飲みながらお気に入りの音楽聞いてサイコーハッピー。
着いた先ではお客さんと談笑して、夜は飲みに行って、サイコーです。
でもちゃんとお仕事もしていて只今出張修理真っ最中なので、仕上がりをまたアップしたいと思います。
仕上がり
修理の話の続き
仕上がりはこんな感じ。
もう一度修理前
結構キレイになると思います。
道具は大切に扱った方がいいと思っています。
道具が無ければボートは漕げない。道具を使って競技を行っている以上、道具をなるべく良いコンディションにキープしておくことはとても大切だと思っています。
その為にはボートの構造や正しい扱い方を知る必要があるかと思います。
このブログが少しでも情報源となったら嬉しいです。
今後も道具としてのボートについて書いていこうと思います。
いろいろ
最近いろいろあったのに全然ブログにアップ出来ていないです椎名です。
もう1週間前になってしまいましたが、某名門大学院卒で国営系超大企業にお勤めのハイスペック独身男性(32)とお友達なのですが、その方なんとデザイン系の勉強もされているとのことでしたので広告作成を手伝って頂きました。その方もボートやってるひとなのでボートの話しやすいし良い感じでした。
きっとこのブログを読んでニヤニヤしてくれている事でしょう。
一人で作っていると、何かが違う絶対違うでも何をどうしたら良いのかわからないという状態でした。
これは広告に限った事ではないのですが。
本人曰く「かじって」いる程度らしいのですが、知っていると知らないの間には絶対的で絶望的な差があったようです。情報は最強の武器なのかもしれません。そこに経験が加わると素晴らしい出来になる様な気がします。
作業はシャレオツにカフェでブラックコーヒーをジュルジュル啜りながらシコシコ作業をしていたのですが、途中から某有名地方大ボート部卒の独身男性(25)も参戦して自分じゃ出来ない感じに仕上がりました。みんなで何かを作るって楽しいです。
途中参戦した彼もこのブログを読んでニヤニヤしているでしょう。
一人の能力は限界があるので、こうやって助けて貰えるとすごくありがたいです。
広告を受け取った人の印象が一番大事なのでしょうが、とりあえず良い感じに仕上がったので気分良くおいしいお酒が飲めました。
ボートの修理
全国の椎名ファンの皆さん、お待たせしました。椎名です。
2回くらいに分けてボート修理について書こうかと思います。
今回紹介する修理艇は細かい傷や削れ、カケが全体にあるものです。
今回の艇は穴が開いてる箇所は無かったので、パテ埋め、塗装のみ。
まずは患部にパテがしっかり密着するようにサンディングします。紙やすりで削る作業です。
そして汚れを、溶剤を使ってキレイに拭ってからパテ盛り。
白っぽいのがポリエステルパテ(ポリパテ)。薄盛り用で厚く盛る事は向いていないけれど、削りやすくて形を整えやすい。
テールの欠けている部分は厚く高く盛らないといけないので強度が必要。
ポリエステル樹脂(接着剤みたいなやつ)に増粘剤のエアロジル、 割れ止めのガラス繊維を混ぜて作ったパテで厚く盛る。
厚く持ったパテは堅いけど細かい気泡が入り易くキレイに仕上がり難いので、ある程度かたちを整えたら上から薄盛り用のポリパテを盛って整形。
写真はポリパテを盛った状態。ここから形を整える。
形を整えたらプライマーサーフェイサーという下地塗装。サフと呼んでいる。
整形の時に出来た削り傷等を埋めて、さらに本塗装の密着性を良くする働きがある。
ただし結構粘度が高いので、スプレーガンで吹き付けても表面がガサガサボコボコしがち。
なのでここでもう一度表面を整えて整形する。塗装した後に傷が浮き出ないように、パテを削ったサンドペーパーより細かい番手の物を使う。
全体にある傷も同じ様にサフ→整形まで行う。
その後、本塗装。
車と同じアクリルウレタン塗料という塗料をスプレーガンを使って吹き付ける。塗装をするのは化粧的な意味合いももちろんだけど、パテや繊維(ボートの構成する素材)を紫外線などによる劣化を食い止める役割が大きい。
まずはメインカラーの白だけ塗装。塗料が硬化してから、どうしても出来てしまう表面の微妙な凹凸を整えて修理箇所が分からないように仕上げる。その後にトリムの黒を塗装。という工程。
次回はその白塗装の仕上げと黒塗装まで書いていこうと思います。
お楽しみに。
ホームページをHPと書くとヒットポイントに見えてしまう
会社のホームページ出来ました。